2025/10/14 12:52


イロイロな形を作りましたが、この左右分離型(Ⅱ型と呼んでました)は特殊です。

イロハニコットは元々、鍵盤金具が左右で分かれているので、どうせならボディも左右に分けて鳴らせないかなぁ?そうすれば、簡単なダンスとかしながら弾けるのでは??と。 そりゃ~イイって事で作ってみました。

実際に弾いてみた感想ですが、これは当時のHPの投稿を引用します(投稿日時: 

どう表現すればいいかなぁ・・・「むずかし楽しい」んです。弾いてる姿を想像してもらえると、1型(普通のイロハニコット)はどうしても手錠をはめたような姿勢ですが、2型は自由です。まぁそんなに早く激しくは動かせませんが、単に腕を左右に振るだけでも楽しい。
ドレミファソラシドを弾くだけでも、腕の振りを加えると急に出来なくなります。脳がバグる。でもそれは嫌な難しさじゃなくて「なんとかしてやろう」って思えるんです。だから楽しい。
それに加えて、写真を見るとボディの内側面に半円の小パーツが付いてますが、これ、左右合わせて叩けるようにしてあります。ちょっとしたパーカッションの合いの手を入れながら弾けます。これも全然うまく弾けないんだけども、やっぱり楽しい。


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ただ、現状このモデルは凍結状態です。

何故かといいますと、片手で鍵盤をはじくにはボディをしっかりと固定しないといけない。その為にはギュッと握れるグリップが必要ですが、このグリップをギュッと握りつつ親指だけで弾くという姿勢が、かなり負担が掛かる気がするんです。

特にお子さんが夢中になって弾いたりしてたら、手首や指の腱鞘炎とかが起こりそうな怖さがあります。そういうのが極力起こらないような形があるかもしれませんが、まだ見つけられていません。

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ひょっとしたらですが、このモデルは小さな電子楽器にした方がいいのかもしれません。押しやすいボタンが片手に4つだけで、乾電池とミニスピーカーが付いてて・・・みたいな。

それならボディ形状も自由がきくし、イロハニコットの譜面も生かせるし、みたいな。

オタマトーンの明和電機とかが作ってくれんかな?(笑)

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そして、このモデルを試行錯誤した事によって、現在僕が作っている複眼のイロハニコット(左右に穴があいている)が生まれるキッカケとなりました。

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